日本酒さん好きへの贈り物には、「珍しい変わった日本酒」を選ぶのはいかがですか？
一口に珍しいと言っても、製法や色、原料など種類も様々。たくさんありすぎて迷ってしまいますよね。
今回は、プレゼントにおすすめな「珍しい変わった日本酒」をご紹介します！プレゼントにはもちろん、お祝いにもおすすめですよ。
SNS映えばっちり！「清藍(せいらん)」
バタフライピーを使い、天然の色素で色を付けた日本酒。グラスに注げば深い藍色が目を引きます。
酸性に傾くとピンク色になるので、レモン汁を垂らしたり、レモンの輪切りを添えて楽しむのがおすすめ。夜空のような美しい色はSNS映えもばっちり！
味わいはというと、ほのかに甘くスッキリ。レモン汁を垂らすと味が引き締まり、カクテルのような飲み物に大変身。飲みやすいので日本酒初心者さんにもおすすめです。
甘酸っぱくて飲みやすい「賀茂泉 ＣＯＫＵＮ」
「ワイングラスで美味しい日本酒アワード」で最高金賞を受賞した一本。美しいピンク色は、赤色発色酵母の自然の力で生まれたものです。
なんといっても特徴なのが、赤い果実のような甘酸っぱさ。お米から出来たとは思えない果実のような味わいに驚くはず！
アルコール度数8%と、飲みやすい低さなのも嬉しいところ。日本酒に苦手意識があるという方にもおすすめしたい日本酒です。
還暦祝いにも「京都府 向井酒造 伊根満開」
まるで赤ワインのような見た目にびっくり！ 紫黒米(古代米)を使用して赤くしあげた一本です。
まるで果実酒のようにフルーティ！やや粘度を感じるとろりとした舌触りが印象的。甘味と酸味が程よくあり、スッキリしていて飲みやすい味わいです。
夏はキンキンに冷やしてロックやソーダ割りで。冬は熱燗にすると、ホットワインのような感覚でいただけますよ。還暦祝いにもおすすめです。
思わずうっとり「木戸泉酒造 オールドリザーブ・アフス（長期熟成）」
他では味わえないオンリーワンの味わいを追求した日本酒。一段仕込み濃厚多酸熟成酒となっており、1970年代の原酒をベースにブレンドして作られています。
落ち着きのある深い旨みと丸みを帯びた酸みが絡み合い、思わずうっとりしてしまうおいしさ。深い味わいにも関わらず、後味はスッキリしています。
シェリーやウイスキーが好きという方にもおすすめしたい一本です。
衝撃的な味わい「ZAKU concentration H 375ml」
科学×日本酒のコラボレーションから生まれた一本。日本酒から特殊なゼオライト膜を用いて水分のみ抜き取り、旨味と香りとアルコール成分を凝縮したお酒です。その結果、アルコール度数は驚きの30％！
蒸留酒を思わせるアルコール感とぎゅっと凝縮された日本酒の旨みと甘みは、今までの日本酒の概念を覆す衝撃的な味わい。
氷を入れてロックで呑んだり、炭酸水で割ってハイボールにするのもおすすめです。
ワイングラスでどうぞ「玉乃光酒造 純米吟醸 TAMA」
ラベルの猫が可愛いこちらの日本酒は、なんとワイン酵母を使って醸した純米吟醸酒。
白ワインを思わせるやや甘口。ワインのようなフレッシュな甘みと酸味の中に、きちんと日本酒らしいマイルドさも兼ね備えている不思議な味わいです。
軽く冷やしてワイングラスでいただくのもおすすめ。前菜からお寿司まで、幅広い食事と合わせられます。
これぞ和洋折衷！「菊正宗 シェリー樽貯蔵 大吟醸」
こだわりの日本酒造りが評判の菊正宗が造った、シェリー樽で熟成させた樽酒です。オークの香りにブランデーのニュアンスが印象的。
日本酒のまろやかさにシェリー樽由来のほのかな苦味もあり、まさに和洋折衷なおいしさ。
「人とはちょっと違うお酒をたしなみたい」という方におすすめしたいお酒です。ワイングラスで楽しんでも。
個性の塊「三芳菊 残骸 責めブレンド 生酒」
「ネコと和解せよ」など、ユニークな名前の日本酒を世に出し続けている蔵元、三芳菊。三芳菊の日本酒はどれも個性の塊なのですが、一番変わった味わいのものと言えば、こちらの「残骸」が真っ先に思い浮かびます。
日本酒の最後の部分の「責め」という部分のみブレンドした一本。ファーストアタックから個性的！強い酸味とパイナップルのニュアンスがまるで白ワインのよう。
好き嫌いがはっきり分かれる味ですが、日本酒通さんにこそ飲んでほしい味わいです。
日本酒をブレンド！？「SNOWBLUE 雪蒼 大吟醸」
ワインの世界では、ワイン同士をブレンドしてワインを作る技法のことを「アッサンブラージュ」と呼びます。ワインと同じ醸造酒ならば、日本酒にもできるのではないか。そのような考え方から、日本酒を「アッサンブラージュ」して作られたのがこちらの大吟醸です。
2種類の日本酒を絶妙なバランスでブレンド。器に注いでまず感じるのが、大吟醸の華やかな香り！
スッキリした飲み口が印象的。飲み応えがあるのに後味はすっと消えていくバランス感覚がお見事！おつまみと合わせるよりも、日本酒そのものをじっくり楽しみたいおいしさです。